■日本のこころシリーズ「現代人のための言霊講座」 西宮夙川(しゅくがわ)教室
【日 時】 終了しました 全2日 10時~17時
【会 場】 西宮夙川教室
JR東海道・山陽本線「さくら夙川駅」より徒歩3分
阪急神戸線「夙川駅」より徒歩6分
阪神本線「西宮駅」「香櫨園駅」より徒歩約7分
【講 師】 当スクール 山根 康児 加納 寛隆
【受講料】 両日:¥30,000(税込) 1日:¥15,000(税込) ※お菓子とお抹茶付きです。
【持参物】 筆記用具 昼食 ご自宅の水を少量
【内 容】 言葉を大切にするアドバイザーやセラピスト必修講座!
私たちは言葉を使って世界のさまざまなものを理解します。 そして、名前をつけて、そのモノとつながります。 言葉は日常生活をおくる上で欠かせません。 コミュニケーションのほとんどが言葉に頼っています。 言葉のおかげで思ったことがスムーズにできます。 つまり、言葉は私たちの「想い」と「現実世界」とをつなげるチカラを持っています。
古代では言葉には特別なチカラがこもっていると信じていました。 いわゆる ≪言霊(ことたま)≫信仰と呼ばれるものです。 言葉にチカラがあるという考えは世界中に見られますが、特に日本は今現在も言霊信仰があります。 その最大の理由は、日本語が言霊のチカラを持っているからです。
にも関わらず、1つ1つのことばに、どのような言霊のチカラがあるのかを学ぶ機会がないのは残念なことです。 今では学校で「さ」の意味について教わることはありません。 もし、「さ」の言霊のチカラを知っていたならば、それをうまく用いる工夫をするでしょう。 例えば、将来の夢に向かって努力している方が、それを成就して末永く豊かに暮らしたいと願うならば、「さ」と「は」の言霊を特に意識すると良いでしょう。
「さ」で始まるやまとことばに、「幸う」があります。 祝詞(のりと)の中によく出てきますが、「さきはふ(さきわう)」と発音します。 これは「さき」と「はふ」の言葉に分解できます。
「さき」には先、崎、埼、前、咲き、裂き、割きなどがありますが、部位では先端をイメージし、そこが花のつぼみであるならば、割裂して花が咲くのです! 1つのものが分裂してモノがたくさん増えていき、花が咲く有り様が「さき」なのです。
後半の「はふ」は、現在は「はう」として、「這う」や「匍う」、「延う」などの言葉で残っています。 「匍う」は匍匐、つまりブドウですね。 そして、匍匐(ほふく)前進をご存じの方なら、どのような動作かお分かりでしょう。 伏せた状態で移動することです。 這うという動作も同じで、赤ちゃんがハイハイするのがこれです。 延縄漁法は網を広く張り、それに獲物がかかったら引き上げる漁法です。 「はふ」とは、ブドウのツルが長く続き、魚を獲る網が広く張る状態です。
以上、「さき」と「はふ」を組み合わせると、「ある物事が増えつつ開花し、それがさらに長く続く」ことを意味します。 一時的なラッキーではなく、それが永続することまで表現するのが幸うなのですね。
神職の方は、これらのことを知って、祝詞を奏上します! それでは、神職のようにたくさんの勉強をしなくてはならないかというと、ご安心ください! コツがあります。 現代の日本語にもやまとことばの言霊のチカラを失わず、日常で使っている言葉があります。 それらを例に挙げて、わかりやすく言霊のチカラを勉強します。 そして、さらに言霊のチカラを知りたい方のためにも、祝詞で使われている例を挙げます。 祝詞は神々に通じやすい呪文、魔法の言葉と同じです。
『古事記』や『日本書記』にはさまざまな神様が登場します。 この神様のお名前も、言霊のチカラのあらわれです! 例えば、迦具土(かぐつち)神は、一般的には火の神様として知られています。 火を扱う職場では大事にされ、神棚などでお祀りされています。 火に直接触れない人にはご縁のない神様だと思われがちですが、それは残念です。 やまとことばを少し勉強すると、迦具土神は、火神であると同時に、光輝くチカラを与えてくれる神であることがわかります。 それを知っていれば、必要があれば、迦具土神をお祀りし、祈ることもできます! 丹生都比売(にふつひめ)神は「丹」、いわゆる辰砂(朱色の硫化水銀)の女神とされます。 では、なぜ辰砂を「に」と呼ぶのでしょう。 束ねて一つにする「に」の言霊の作用が分かると、丹生都比売神の偉大なチカラにさらに近づきます。 実は言霊「に」は神人合一の秘鍵なのです!
「名は体を表す」というように、名前にも言霊のチカラが作用します。 自分の名前に秘められた言霊のチカラをご存じですか? 人生にも影響を与える言霊のチカラを活かして、運命を動かすこともできます。 山田花子さんを呼ぶとき、「山田さん」、「花子さん」、「山田花子さん」とでは、言霊の影響力も変わります。 人名だけではなく屋号や商品名にも言霊が宿ります。 言霊のチカラを知ると、神々の御神徳や御加護がわかります。 言霊は自分と世界、そして神々とご縁をつなぎます!
当講座では言霊の中にそなわる ≪日本のこころ≫ を学びます。 御神名や祝詞を例にあげながら、「基本50音の言霊」の作用を分かりやすく解説します。 一つひとつの言霊のチカラを発動させる呪文、「現代版のプチ祝詞」もお伝えします。 また、氏名に隠れた言霊のチカラも解き明かします。 想いと現実世界とをつなげるのが言葉です。 世間に流布する言葉に操られるのではなく、こころが発する言葉で現実を良くしていく。 これが「言葉の錬金術」です。
☆講座で楽しむこと☆
◎言霊のチカラ 言霊の幸ふ国 元号
◎「基本50音」
各音の作用 御神名や祝詞の例 言霊のチカラを発動させる呪文「現代版のプチ祝詞」
・うみの親「あ行」 ・キラキラ輝く「か行」 ・清々しく澄む「さ行」 ・チカラためる「た行」
・のびて根付く「な行」 ・ひらき羽ばたく「は行」 ・まるめて結ぶ「ま行」 ・よせて宿す「や行」
・ららら♪霊妙な「ら行」 ・わらい湧く「わ行」
◎氏名の中の言霊
あらわれた言霊 隠された言霊
※カリキュラムが変更されることもございます。 あらかじめご了承ください。
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