セラピースクール「シーズ(Seeds)」 ごあいさつ
■シーズ(Seeds)とは「種」のこと
セラピースクール「シーズ(Seeds)」のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当スクールの名前「シード(Seeds)」とは、「種」を意味します。
植物の「種」は、環境やコンディションが整うと、自らのチカラで、芽を出し、葉を広げ、花を咲かせ、実を結びます。 熟れた実の中には、新しい種がうまれます。 この新しくうまれた種が、また沢山のいのちをつないでいきます。
私たちの中にも、ステキな「種」が沢山あります。
楽しみ 喜び 親しみ 気付き 学び 安らぎ 癒し 活かし 導き 慈しみ 結び などなど
どのような種を育みたいですか?
私たちの中にあるどの種も、「自分(個性)を活かしたい」「役に立ちたい」「成長したい」という大きな実から生まれた種子です。
「沢山の種が芽を出しますように」、「そこからまた新しいステキな種が生まれますように」
この願いを込めて、当スクールを「シーズ(Seeds)」と名付けました。 種が芽を出し、花開き、実を結ぶように、育む喜びをわかちあいたいと思います。
■「セラピー」の種
セラピーとは「療法」「癒し」という意味でつかわれる言葉です。 「療法」と聞くと、何だかとても特別で専門的なことのように思えます。
もちろん、各種セラピーには専門知識や技術が必要です。 ただ、ここでは「セラピーに不可欠なものは何か」を、その語源から紐解きたいと思います。
セラピーの語源はギリシア語の「θεραπεία(therapeia セラペイア)」だとされ、元々は「奉仕」「力添え」「手助け」という意味です。
ここから、セラピーのエッセンスは、「相手がよりよく活かされるように、まごころを込めて、自分のチカラを尽くすこと」といえます。
与えられた持ち場で、自分を活かし、誰かのための役に立つこと。 この気持ちに共感していただける皆さまと、セラピーの種をたくさん増やしていきたいと願います。
■ひとつの種には「全て」が宿っている
「セラピー」に関連する言葉に、「ヘルス(health 健康、健全)」と「ヒーリング(healing 治癒、癒し)」があります。 この2つの言葉は、実は「ホール(whole まるごと、完全)」、「ホリスティック(holistic 総合的な、全一的な)」と語源が同じだといわれています。
ここから、健康や癒しとは、「全体の中でのバランスを取り戻すこと」ということができます。 それでは、「全体」とは何でしょうか?
人ひとりは、いくつかの部分で成り立っています。 たとえば、こころ、からだ、たましい、これらがうまくまとまっている状態が「全体的な健康」ということができます。
しかし、人はひとりでは生きておらず、家庭、仕事、遊び、地域、国、世界など様々なステージで、多くの人と関わり合って生きています。 今、この時代だけではなく、過去の先人たちからたくさんの恩恵をいただいていますし、未来に生きる後世のたくさんのいのちともつながっています。
また、人ばかりではなく、動物や植物など他の生き物、天地、宇宙など、私たちはあらゆるものとの関わりの中で生かされています。 こう捉えると、より大きな「全体」が見えてきます。
そして、一人ひとりは、大きな「全体」の調和をはかる上で、大切なメンバー(一員)だと気付きます。
ひとつの種の中には、全体が宿っています。 自分を活かし、目の前のひとりを活かすことが、全体の健康バランスにかかわると信じて、セラピースクール「シーズ(Seeds)」を運営しています。
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